なんとなく心身の状態が悪いと感じる時、その症状は倦怠感かもしれません。
アクティブな毎日を送るためには、倦怠感の解消に加えて予防が大切です。
ここでは、倦怠感の解消に役立つストレッチ、筋肉を柔軟にするメリット、健康生活を続けたい理由などについて説明していきます。
元気な体を手に入れて、疲れとストレスを遠ざけましょう。
倦怠感とはどのような症状を指す?
毎日体がだるい、疲れが抜けない、仕事がつらいといった方は要注意です。
こうした症状を倦怠感と呼んでおり、放置しておくと慢性疲労や精神疾患などを誘発する可能性があります。
倦怠感といえば体の症状だけに限定されると思うかもしれませんが、ストレスも含まれています。
疲れとストレスは密接に関係しており、疲れによってストレスが生み出されることもあれば、逆にストレスが疲れを生み出すこともあるのです。
疲れに由来する倦怠感であれば、ストレッチで解消できる場合があります。
ストレッチとは体を柔軟にし、動きやすくする運動のことです。
体が硬いとケガをしやすくなります。
ジョギングをする前にストレッチをするという方は多いでしょう。
それにより、ケガの防止やパフォーマンスの向上につながりますが、ストレッチは倦怠感を遠ざけるためにも役立つのです。
背伸びをすると気持ち良い、リフレッシュできるという方は多いですが、これはストレッチ作用によるものです。
筋肉をほぐせば倦怠感も軽減する
ストレッチをする時は、全身の筋肉を動かすようにしましょう。
筋肉は使わないと硬くなってしまい、体の動きを悪くさせます。
体が思うように動かないと感じた場合、加齢が関係しているケースは少なくないですが、単純に筋肉が固まっているだけというケースもあります。
筋肉が柔軟になると体の可動範囲が広くなり、動かしやすくなるはずです。
さらに、筋肉や関節の痛みである肩こり、腰痛などが軽減する人もいます。
ストレッチはお金をかけずに倦怠感を解消できるので、体が温まっているタイミングで行いましょう。
たとえば、入浴後や就寝前などに行えば、筋肉をほぐすだけでなく、血行サポートなどの働きも期待できます。
血液の循環が良くなれば、疲労物質の乳酸を溜め込みにくくなります。
乳酸が溜まりやすい人は、非常に疲れやすく倦怠感を覚えやすいです。
ストレッチはリンパの促進にも役立つので、むくみ太りが気になる方にもおすすめです。
倦怠感の解消は健康から
ストレッチは、不健康に傾いた体を健康な状態に戻してくれます。
免疫向上にも役立つので、病気になりやすいという方は実践してください。
毎日倦怠感を覚えている方は、体が不健康に傾いている可能性が高いです。
倦怠感を解消するには、大前提として健康になる必要があります。
ストレッチは睡眠の質を良くする働きもあるので、寝不足が原因の倦怠感にも働きかけます。
寝不足が続くと体の疲れが抜けないばかりでなく、脳のストレスも解消しません。
頭がぼーっとしている状態も、倦怠感を覚えている状態です。
スポーツのパフォーマンス向上のためには、運動前のストレッチが効果的ですが、睡眠の質を上げるなら入浴後や就寝前に行うのがおすすめです。
ストレッチをした日は寝つきが良く、また夜中に目覚めにくいという方は少なくありません。
まとめ
ストレッチは筋肉を柔らかくし、体がスムーズに動くようにしてくれます。
それと同時に、疲労とストレスも解消してくれるので、倦怠感を覚えている方の習慣として最適です。
心身の不調が長く続いているなら、早めの対策が必要です。
その状態を放置しておくと病気が進行してしまうかもしれません。
ストレッチは、筋肉痛や関節痛に悩んでいる方にも最適なので、慢性的な不調がある方はぜひ日課にしましょう。