きれいに健康的な減量をするために増量期を設定しましょう。
ダイエットは計画性を持って正しく行うことが大切です。
ここでは、増量期の意義、増量期が必要な女性の特徴、無理をしないダイエットの重要性などについて説明していきます。
理想のボディメイクを実現するために、増量期を意識したうえで減量を実践してください。
ボディメイクに必要な増量期とは
理想的なボディメイクのためには、増量期を把握しておく必要があります。
増量期とは文字通り、増量をするために導入する時期です。
ボディメイクといえば、減量期を継続させることが重要だと思われがちですが、人間の体はバランスをもとに成り立っています。
脂肪・筋肉ともに少ない状態でボディメイクをしても限界があります。
脂肪は悪者扱いされることが多いですが、必要最小限の脂肪は必要です。
女性には痩せているほど美しいと認識している方が少なくありませんが、大切なのは適正体重とスタイルを維持することです。
実際に世の男性の多くは、痩せすぎの女性より適正体重の女性に魅力を感じる傾向があります。
増量期は必要最小限の脂肪を摂取し、後は筋肉を強化していくのがポイントです。
筋肉はメリハリの利いたスタイルに導き、また脂肪の過剰な蓄積を予防するために働きます。
筋肉を増やせば体が太くなりますが、これは肥満とは言いません。
肥満とは、体脂肪が過剰に蓄積した状態を指しています。
筋肉の割合を増やしていくことが、肥満の予防に直結するのです。
増量期を設定するべき女性とは
ただ痩せれば良いという女性は、無理に増量期を設定する必要はありません。
増量期が必要となるのは理想体型になりたい女性、ボディビルダーを目指している女性などです。
増量期は太るためにカロリーを積極的に補給する必要がありますが、糖質と脂質の摂りすぎには注意してください。
特に糖質は肥満を招きやすいので要注意です。
増量期に大切となるのはたんぱく質で、これが筋肉の原料となっています。
増量期に鶏肉やプロテイン飲料を積極的に摂るという方は多いですが、これはたんぱく質を多く含んでいるためです。
たんぱく質は体づくりの基本で、これが欠乏すると筋肉が増えません。
すると、ダイエットをして大幅減量をしても、リバウンドするリスクが高くなります。
リバウンドしない体質になるためにも、たんぱく質の欠乏には注意してください。
地道に焦らず体重を増やしましょう
無理なダイエットをしてガリガリ体型になってしまった女性は、非常に太りやすくなっています。
ダイエットといえば脂肪を減らすことだと認識している方が多いですが、実際は脂肪と筋肉のバランスを最適化することです。
痩せるためには増量期を設けて、まずは体づくりをしましょう。
ここで多少太ってしまっても、同時に筋肉も増えているなら問題はありません。
十分に筋肉を増やしたら、今度は本格的に体脂肪を絞っていきます。
このタイミングが減量期であり、筋肉を残しつつ体脂肪を減らす時期です。
増量期と減量期を無視したダイエットをすると、高確率でリバウンドしてしまいます。
ダイエットに失敗・挫折する原因の多くはリバウンドにあります。
リバウンドを防ぐには体づくりが必須なため、6ヶ月~1年などの長期計画を立てて痩せていく必要があるのです。
まとめ
増量期は体重を増やすべき時期であり、体が求める最低限の脂肪、そして筋肉の強化が必要です。
また、健康的に痩せるためには、あえて太るという対策も必要です。
体型を整えたい、ボディビルダーになりたいといった女性は増量期を設けてください。
理想の体づくりのためには、何より焦らないことが重要です。
ダイエットの計画を立てて、少しずつ地道に体脂肪を落としていきましょう。